大阪天満宮 骨董市。
暖かい今日は市日和。
と、言う事で大阪天満宮の骨董市へ行って来ました。
まずはお参りして。
なかなかの人出。
mixiのコミュでアンティーク着物のお店の出店お知らせを見て行こうと
思ったんですがね、骨董も楽しい。
梅も美しい。
多分着物見に行かはる。絶対行かはる。
着物の方も男女問わず、ちらほらいらっしゃいました。
巫女さんもお宮参りの方も。
天満宮なので受験の祈祷もちらほら。
骨董は参考までに拝見しようと。
まあ、お手軽なのがあればいいけど大概結構するから買うまいと。
しかし、織部が。織部が眼に入ります。くうっ。
ああっ、ひとめぼれする鉢が。
「おねーさん、連れて帰ってや!」 連れて帰りたいよう。
気になったのはアンティークの紅型風の羽織、3000円。
黒織部の茶碗、5000円。
そして上記の織部鉢。
黒織部は確かにすごく素敵だったけど、5000円てねえ。
うっとりしたけど却下。
羽織3000円は予算内。状態も良く文句無し。柄もむっちゃ好み。
けど、まだ着物はそんなに着てないしなあ。自信無しなので迷う。
何よりも、何よりも、織部の鉢が頭から離れないのです。
目利きでも何でもないから、良いものかどうかもわからないけど。
そのものが気に入ってしまえば関係ないのです。
ああ、恋愛のようだわね、等とクールダウンしようとするのだけど。
2回目。
「ええやろ?状態も悪ないで。おねーさん気に入ったら1000円まけとこ。」
……帰ろうと思ったけど3回目。
「やっぱ気になるかー?こういうのはな、好みの問題やからな、昨日も
李朝の壷気に入った奥さん、いてはってなあ。なんや気になって離れられん、
て言わはって結局4万なんぼかやったけどATM行かはって買わはったわー。
横の3万の壷の方がしょーじき価値あるって言うたし、それはわかるって
言ってはったけど、そっちの4万の壷が好みに合わはったんやなあ。
おねーさんも気に入らはったら本望や、仕入れ値でええわ!」
……うまい事を。
もう一声負けて欲しかったけど、まだ最終日でもないし2000円まかったら
もう無理だろうなー、それに更にまかるんなら逆にあやしい。
素人ながらの判断で手を打ってしまいました。あーあ。
ぐったりする程悩んでしまった。
とにかく、これを手に入れたら何も要りません。
「あてさえせんかったら大丈夫。」って言われたけどほんとになんかあったら
嫌なんでずっと抱っこして帰る。 ほんとに惚れたのよ。
古典的なデザインではないから、割と新しい創作ものでしょーね。
産地に行ったら普通にあるのかも。(んー、でも量産ものではない気がするなあ)
損してるのかもしれません、でも好きになったら仕方ない。
あー、やっぱ恋愛みたいな……(笑)