すっとこどっこい京都へ行く。
「はいはい、30分後にはでるで〜。」と言いつつ鏡の前で朝のコーヒーを
作ってたりすると、「う〜ん、起きんで〜。起きるし〜。もう起きるからな〜。」と
うっとおしい事この上ない。
コーヒーを冷ましてると「おおっ!起きた。起きたし。」と騒ぎつつ何故か壁際の私のベッドへダイビング。
あのねえ、お安いトコ選んでんだからさ。鏡越しに見るともなく見てると
予想通り壁へ脇腹から大激突。おいおい。
「ああっ??」……なんで疑問系なのか。
「いった〜、信じられへんわ〜」……お前が信じられん。
慣れっこな私&家人其の2、「靴下はいた?」「うん。ほら。」などとやってる横で
「ひっど〜、信じられへん。なんで壁やねん。」とぶつぶつ。
……つうか、何故飛び込むかなあ。壁しかないだろうに。
無事に旅行が済めばいいな、となんだか遠い目。
幸い、外では大した事もなく、ライブも見て来た夜、帰るなりお夜食。
どーせ食べても太らん人なんでまあ、お好きに。
「お前先に風呂入っときーや。」
「自分が先に入れば?」
「あほ、俺は今からいっぱい食べなあかんのや。」
といいつつサラダスパをセットし始める。
やれやれとまたコーヒーを作る私。
「ああああっ!!」
……今度はなんですか。
つっぷす すっとこどっこい。
と、言う事は……。
状況から予想するに……。
これまた見事に落下。
どーして具だけぶちまけるかなあ。
なんかつっこむ気力も湧かないわさ。
その後も「いや、俺は食べ物を無駄にはせえへん。卵発見!おし、……ああっ黄身だけがあ!!」等と騒いだ後洗面所で洗ってました。
どーだろ、と思いつつも自己責任なので不干渉を貫く私。
すっかり静かになって食べる音だけが響く中、夜のティータイムでした。
ああ、明日は平和な日に成ります様に……。