Not Stop At Time -North16- 銀月アパートメント 北の16号。
少しだけお話をさせて下さい。 あちこちふらつく猫尾の大事な場所のお話。。。
それはある意味、いつかは壊れるお伽話。 だけど、今はまだそこにあるのです。
そんなセンチメンタル極まりない6月のモノローグ。
もしも、この何だか膨大になってしまったブログを読んで下さってた方なら些かご存知かも。
酔狂なる猫尾は京都 北白川に週末だけ旅をしております(笑)。
京都の街を味わいに。 一目惚れしたアパートで過ごしに。
推定築70年から100年?のこのアパート、其の名を「銀月アパートメント」。
春には桜、初夏には蛍、大概は過剰なまでの緑に覆われて、時に雪化粧。
今時、不便なこの建物を愛した人達が静かに暮らす場所です。
現役の住居、とは云え閉ざされた場所でなくウクレレ教室もあるし、時にささやかな
イベントギャラリーにもなります。
そしていつもあるのがMitsuko Cafe。
ここがなければ猫尾は「何だろ??ここ??」と思ったままだったでしょう。
昨年の9月に「‥‥カフェがあるなら入ってよかろう。」と踏み込んだのがこの酔狂の始まり。
病膏肓にして今に至る、訳ですね(笑)。
何の気なしに佇んだドアが一月後、猫尾の住処となりました。
人生どうなるか、わからんもんです(^^;)。 それから9ヶ月。
雪も蛍も桜も見ました。 ここで切ったシャッターは数知れず。
そんな時間の間,いつでもお隣は甘い匂いの漂うカフェ。
思っていたよりも移り変わりの激しいこの場所、ここだけは、と思っていたお隣も変わるそうです。
ご機嫌さんで帰り着いた夜も、静けさを貪って熟睡した朝も、いつもいい匂いのするお隣だったのですが。
お伽話の様なこの場所にも諸事情は絡むもの。
でもここだけは変わって欲しくなかったなあ、と溜息。
せめて、と今の甘い記憶を留めさせて頂きました。
例によって膨大にシャッターを切っておりますがその一部。
何せいつもあるからゆっくり、と思ってもっと過ごしておかなかったのが悔やまれる。
カフェはそのまたお隣、17号でもされるので全く無くなる訳ではないのですが。
どちらも素敵な空間だったので、本当に残念です。
またここがマリーさんの場所になりますよう。 またお隣に甘い匂いが漂いますよう。
願ってやまない週末でした。
そりゃー、センチにもなりますよっ!!って事で久々センチメンタル極まりないモノローグ。
そんな時もあるのです、と云う事でお目こぼしお願い致します(笑)。
もういい加減、バレてきたから書いちゃおう、って事で(^^)。
溜まりに溜まったこの場所の記憶も少しずつほどいて参ります。
勿論、他も仕上げる所存ですが。 センチメンタルは程々にいたしつつ(笑)。