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Simple Soul

雨に濡れても - 大阪 住之江 加賀屋新田会所跡。‥の、壱。

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ようやく観光日記が増えて来た曇天日記。 ええ、今回も思いっきり曇天です(笑)。
7月3日の日曜日は隣の区である住之江まで。 かねてから気になっていた加賀屋新田会所跡へ行ってきました。
加賀屋甚兵衛が開発した加賀屋新田、この会所は1754年に建てられたもの。
当時、大阪湾近辺には新田会所も多数あったそうですが、現在ではここが唯一残されたものらしいです。
と、云うのも今回知った付け焼き刃(笑)。 会所、と云う言葉からのイメージ以上に風雅な建物でした!
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以前に住之江にそんな建物がある、とは見掛けていたのですがいつの間にやら情報を紛失。
名前で検索しようにも「新田会所」と云う名がわからず。 未完のまま気になっていたのですがご存知の人がいた!! 道がわかりにくいそうなので早速、案内お願い致しました。
位置的には大雑把に云うと「地下鉄住之江」から歩ける距離だったのですが、多分1人では行けなかった。 
歩き出してすぐに全く違う方向をイメージしてた事に気づきました。
この夏場、無謀な事を考えてたもんです。 ありがとうございました。
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加賀屋新田会所跡。 加賀屋緑地とも云うそうです。大通りからそんなに遠くないけれど、まわりはふつーに住宅地。 
ちらほらと古い大きい家も残っていますが、案内板が出てる訳でもなく全く知らずでは難しいのでは。
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角からみてもこんな感じ。 庭園もある屋敷、とはわかりづらいかも。
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整備している人の気配はするけれど、入り口も無人です。 
参考のため記入お願いします、と書かれた用紙のみ。 ‥自己申告かぁ(笑)。
入り口からでも中の様子はまだわかりません。 小道を曲がるとやっと門に出会います。
京都・大徳寺から拝領の瓦を模して復元された「冠木門」。
「古見堂」の文字は京都・相國寺の管長の筆らしい。 ビッグネームな寺ばかりだ(笑)。
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書院の玄関に向かう通路は遠近法利用で実際より長く見せているらしい‥‥やるなあ。
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玄関から右手を望む。 すでに広々としていて、差す光が柔らかい空間。
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縁まで開け放たれた二部屋は古風な様で些かモダンな雰囲気も。
照明や明かり取り、襖等の切り替えのせいかも知れません。
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古い日本的な建築から連想するよりも些かお洒落な雰囲気がするのは、密かに多用されている曲線の印象かも。 
アーチ型の仕切りが優しげに見えました。
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まずこちらは建築当初のままと伝えられる旧書院。 
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手前の六畳間の縁側から入り口を振り向いて見ました。 風が通って既に気持ちいい。 
落ち着いているのにとても開放的でした。
こちらは扁額や、杉の一枚板の天井など見所は多い、と案内にありますが、縁側で何とも好みのもの、見っけ♪
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欄間が波千鳥だぁ♪ 動きがあって可愛い図柄、大好きです。 欄間で波千鳥、珍しく思いました。
しかし可愛い(笑)。
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八畳間の襖絵は雪舟四代目、雲谷等益の山水画。 
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凝った造りのこれも‥波? 波頭の様です。 地理的には全く把握してない猫尾は知らなかったのですが、大和川に程近いここは実は海を連想させるものが多くありました。 海が近い。 これは後で思い知る‥(笑)。
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この縁側から見えるは「愉園」。作家の西村天囚が命名し、清末の学者・羅‥‥難しくて変換が大変だから略(笑)。 
行けば資料にあるって!!
とにかく、由来よりも優雅で一面の庭園、この縁側でスリッパ脱いで風に吹かれるのは最高に贅沢でした。 
‥‥人があまり来ないとは聞いていたけど、ほんと貸し切り状態で一組の親子連れしか見なかったです。
(しかもすぐ帰っちゃった)
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右手に見えていたのは「鳳鳴亭」。 高床になった舞台造りが美しい建物です。
まずは眺める。 実はこの風情ある全体の中でも一番絵になる建物です。 そこは追々‥。
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渡り廊下の先は居宅ですが、居宅にはへっついや井戸が再現されてます。
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暑かったけど、陰影が美しかった。 格子からの光が壁に映えます。
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土間。 土間です。 大好きなので二回言いました(笑)。
さっとつっかけて土間で忙しく立ち働く。 そういうの、何だか憧れます。 やった事ないですけど。
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ひとしきり土間への熱い思いを語って(すぐ妄想に入るのが猫尾の悪い癖の一つです。)、「鳳鳴亭」へと。 
「鳳鳴亭」もまた語りたいのですが長くなったのでまた次回です。 はい。
あら、タイトルに偽りあり? まだ雨が降ってないね(笑)。
by cattail-kk | 2011-07-06 02:48 | 旅・おでかけ | Comments(0)