嵐山お出かけメモ 旧嵯峨御所 大覚寺門跡 -京都 嵯峨。
11月28日、特別拝観中の大覚寺へ行ってきました。
しかし、外に並ぶ程の人並みにくじけて、境内は入らず(笑)。 拝観券は買ったのに!!
大沢池の周りで遊んでましたー。
それでもさすがの大寺、風光明媚なところでした。
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平安時代初期に嵯峨天皇が離宮を営み、鎌倉時代になると亀山法皇や後宇多法皇が入寺し、ここで院政を行ったため「嵯峨御所」とも呼ばれた大覚寺。
境内には宸殿、御影堂、五大堂 、心経殿、正寝殿、霊明殿 、貴賓館などあって見応えありそうだったのですが、何せ大量の人人。
ぎゅうぎゅうで見ても大変だろうし、ここはまた次回の心づもりがあるので建物と庭は拝観せずでした。
大体、いつも欲張って回りまくるけど本来初めての所はじっくり、せいぜい午前午後で2つ3つが正解とは思ってます。 印象もごっちゃになるし。しかーし、折角なら‥‥と欲張っちゃうんですよねー。
ましてや徹夜で歩き回った後見るモンではないっす(笑)。 わかってんだけどなー。
とにかく、人の流れに沿って式台玄関までは行ってみる。
菊の紋に「ああ、御所やな。」「御所やな。」とうなづき合う。
さすが。「いけばな嵯峨御流」でも名高いもんなあ。 嵯峨菊も綺麗だったのですが、人に囲まれてました(笑)。
うむ。 私は後水尾天皇が好きなのでまたゆっくり来よう。 と。
大沢池へ向かいます。
広いのもあってほっとします。 厭離庵、清涼寺と歩いて来たのでちょっと休みたいし。
後になりましたが、清涼寺から歩ける距離ながら以前迷った様に初めてだと少し路が分かりづらい。
道路もバス停もやたらと大覚寺、とついてて逆にお寺本体が見つけにくかったのです。
ちなみにかつて官庁街だった参道は総門から400m。 美しい景色ですが結構歩いてると思います。
「ゆばまん‥」「ゆばまん‥あ、小川珈琲でてる!」 もう、ひとまず休憩モード。
実は家人はこの時眠気ピーク。 この2日間は10分うとうとしては3時間動ける、というペースでしたので(笑)。
池の景観も紅葉も綺麗だが、花より団子。
荷物を降ろし(この時漬物2種と酒粕を買ってた。割と重い)、「鴨おるねー。」「鴨やねえ。あー、珈琲美味っ!!」と言って熊さんマドレーヌカボチャ味を食べて放心。 家人沈没。
私も10分程意識無かったのですが、充電復活後、売店も混んでなかったので鴨見に行く。
割と上がってきて、べたべたとおねだりに来るのな。 池前の席はいつの間にか鴨に囲まれてたりしてました。
着水の瞬間が綺麗でしばらく狙うも上手く撮れませんでした。 後で見たら鴨写真が大量に(笑)。
あきらめて池の景観を眺めつつ、またしても珈琲と
ゆばまん。 後で起きた家人が「ゆばまんって湯葉入ってるんかな?」と言い出したので見せてあげました。
かあさんエラい(笑)。
充電したので散策再開。 しかし、広いなあ。
池溿に小道を辿る。 ここが近所ならしょっちゅう散歩したくなるねー、と言う私に「徹夜明けじゃない時にな。ってか、うちも家の前緑豊かやん。」と家人。 そうでした、うちの家の前は総長2、78kmのマラソンコース&植物園でしたね。
特別拝観期間中はここが夜間ライトアップ。 さぞかし綺麗でしょうねえ。
小さな(池と対比したら)お堂ではおつとめ中。 衆生は紅葉に浮かれてても僧職には単なる日々。
ここ、9月には勧月もあってこの池に船が浮かぶらしい。 それもさぞ絶景でしょう。
年降りた木は神木となってひときわ大きな影を落としてます。
紅葉の通路を行けば
垣間見えるは侘助?
その存在をかき消す様な印象的な紅色。
石碑やお地蔵様や紅葉に寄り道しつつ、半分。
入ってすぐも綺麗な水面だな、とは思ったのですが、こっちまで来ると更に美しく感動的な。 正しく「水鏡」。
夜のライトアップの美しさが喚起されて来てみたかったのですけど。 この日は無理。
来年は行ってみよう。
ここも大きかった大覚寺、次回の探訪を期待しつつバスで大宮近辺まで。
しかーし、乗車する人は大量、道路は渋滞で30分程の移動が1時間以上かかりましたよー(笑)。
まあ、バスの中で立ち寝してたのであんまり苦にならなかったり ^^;。
必要があれば能力は開発されるもんですねー、最近はつり革で立ったまま寝れる様になりました(^^)。
旧嵯峨御所 大覚寺 門跡
〒616-8411 京都市右京区嵯峨大沢町4 075-871-0071(代表)
午前9時~午後5時(午後4時30分受付終了)
大人 500円 / 小中高 300円 大覚寺・祇王寺共通券 600円
JR嵯峨野線 『嵯峨嵐山』駅 北口下車徒歩約15分/京福電鉄 『嵐電嵯峨』駅 下車徒歩約20分。
もしくはバス停 大覚寺 下車。