大石内蔵助 縁の寺で。 京都山科・岩屋寺。
3月21日、春分の日京都へ枝垂れ桜を見に行って来ました。
満開……と言う感じだったので今週はピークを過ぎてしまったかも知れません。
deepseasonsさんの「岩屋寺の枝垂れ桜」を見て是非にも行こう!と思ったので強風をついての一人旅。
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この日最初は山科区の岩屋寺(いわやじ)。
大石内蔵助にまつわる事で有名。大石内蔵助はここで足かけ3年暮らし、吉良邸討ち入りの準備をしたそうです。
大石辨財天にも花びらが降り注いでいました。
全国的な悪天候のせいか、人気もなく独り占めして。
広くはない寺内ですが、門の両側に枝垂れ桜、大石内蔵助の手植えの梅、辨財天の池の緑なす苔等、目を楽しませてくれます。
拝観料を払うと、討ち入りに使ったやりや、内蔵助の数々の遺品、討ち入り前に作られたとされる47士の木像、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)や47士の位牌など見せてもらえるそうです。
少し高台から町も見下ろせるここで大石内蔵助は色んな事を思いめぐらせたのでしょう。
あまり忠臣蔵については知らない私ですが、ここは藤沢周平の「用心棒日月抄」的なイメージで思ってみたい感じでした。
曇天の下、わずかな晴れ間を写す静かな水面。石橋を渡る私に静けさを破られて鯉が跳ねました。
山腹の寺で三門にかかる枝垂れ桜、満喫しましたがここはこれだけではない。
名残惜しいのですが。
寺内から石段を見下ろした先に見えるでしょうか。 もう一本の枝垂れ桜。
石段を降りて会いに行きます。
特に池の散り花や門にかかる枝垂れ桜が風情があって
最高です。
「照れる」紹介もありがとうございます。