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光庭のある美術館 ー祇園「京都現代美術館 何必館(かひつかん)」

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主義主張のある場は、それが自分と反しなければ限りなく好む場所になります。
京都・祇園の「何必館(かひつかん)」は猫尾にとってそういう場所になりました。
大好きなエリオット・アーウィットを見に行ってであった「何必館(かひつかん)」、今回はその「場」のお話です。



朝の鴨川を渡って祇園へ。 花見小路や八坂神社を目指す人の流れにのって何必館へ。
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展示会については「愛しのE.E。」と、以前にもちらりと書きましたが、エリオット・アーウィット展は「好評につき会期延長」だそうで11月27日まであるそうです。 また行っちゃおう♪ ←次で5回目だよ(笑)
何必館館長・梶川芳友さんはこの建物の建築も手がけられたそうで、些か最初は読みづらい(笑)この名前も
「人は定説にしばられる。
 学問でも、芸術でも人は定説にしばられ自由を失ってしまう。
 定説を「何ぞ必ずしも」と疑う自由の精神を持ちつづけたいという願いから「何必館」と名づけました。」との事。
そういうポリシー、好きです(^^)。
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「美術品を陳列すれば美術館であるというのではなく、美術品がより美しくみえる場でなくてはならない。照明にしても、明るいばかりが能ではない。水墨画が陰翳礼賛の障子ごしの柔かな光によって、はじめて微妙な墨色の諧調が目をさます。また、立体的な彫塑像を生かすも殺すも、ライティングである。その生彩を放つ座標は光と空間との交点の間に生まれる。」
と云うコンセプトで配置された作品群は、本当に美しかったです。
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この時期、地階の常設の北大路魯山人の展示も見ましたが、あまり贔屓でない(だって魯山人と云う度に家人其の1はいつも「田螺喰って死んでんで。」と云ってたの思い出すもんで。俗説だってば。)私も1点1点の持つインパクトに見惚れました。
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「写真禁止」の札はなかったけど、作品を勝手に載せるんも何なんで、雰囲気だけ。
魯山人得意のインパクトある大壷やうつわに生けられた植物とのコントラスト、誠に絵になるものでした。 
魯山人自身が見ても認めたと思う、相乗効果でした。
また写真集の出来が良くて、エリオット・アーウィットを堪能したらじっくり眺めようと買って帰りました。 「美」、でしたね(^^)。
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5階の光庭、3面に広がるのを撮りたくてエレベーターが空いた瞬間を中から狙ったら人が入った(笑)。
やり直そうかな、と思ったのですがE.Eの展示時に何かふさわしい気もしてそのままに。
見た人ならちょっと気持ち判るかな??(笑) うまく言葉にできませんが。
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曇天だったこの日にちらりと貰った光で綺麗なシルエット。 写真の感動もそのままに暫く堪能しました。
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時間を変えて見てみたいですね。(光ある日に(^^;)。)
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さ、期間も延長されたし、また行こう何必館。 何かと啓蒙される場所です。
by cattail-kk | 2011-11-11 03:21 | 旅・おでかけ | Comments(0)