「日本庭園のある酒造」- 和歌山 中野BC(見学編)。
和歌山県・海南市にある「中野BC」へ見学に行ったのは8月16日。
中野BC ー「Biochemical Creation」(生化学の創造)の略だそうです。
猫尾は愛飲してる「長久」の蔵元さん、と思ってましたがとっても大きな工場・会社。
他の製品もとてもよく見かけてる会社だったんですねー。 やっぱり行ってみるもんだ(笑)。
そんなこんなの探訪記、長くなりますよ(^^)。
にほんブログ村
お盆だし、開いてないかな、と思いつつもTwitterでダメもとで聞いてみたら「見学できますよ。」と返事頂きました♪ 早速車でGOGO。(運転は父だったりする親不孝者)
最近導入したiphoneでナビしながら到着〜。 役に立つトコ見せれてよかった(笑)。
駐車場でまず、「どひゃ〜」と驚く。 大きいよ、ここ。
左見て。右見て。
えーっと、1人でぶらっときて手間お掛けしていいのかな?なんて不安になります。
不安ですが、とにかく入り口で予約してないけど、1人ですけどいいですか?と尋ねたら、はいはい、すぐに案内の者が来ますから、と快く通してくれました。 杉玉がやっぱり酒造さんだ♪
地図の前で待つ様に云われて地図をガン見。 ‥‥やっぱでかい。
「日本酒・梅酒・焼酎等の酒類のほか、梅果汁の生産及び他社への供給も行っており、梅果汁の生産量では日本一を誇る。近年では梅エキスを使った健康食品やサプリメントの製造・販売にも進出。
2011年には、梅エキスがインフルエンザウイルスの感染予防と蔓延予防の双方に作用することを中部大学の教授とともに突き止めた。インフルエンザの感染・蔓延予防につながる天然成分の発見は世界でも初めてで、新聞やインターネットで話題となった。同研究所は、梅エキスと梅の果肉粉末を練り合わすことで粒状にする技術も開発、製法特許を取得している。」 by wiki
そういう大きな会社さんなんですよね。 これは酒蔵見学じゃなくて工場見学だな。
会社自体はお盆休み。 日頃はここも行き交ってるんでしょうね。
長い廊下を案内してもらう。 マンツーマンですみません。
「紀伊国屋文左衛門」もここのお酒なんだ。 これは知ってる♪
とかくデカい。 全部お酒の為にあるのだな。 ‥ごっくん(笑)。
比較になるものがないのですが‥右のペパーミントグリーンのとこが既に2階ぐらいの高さだったので‥。
引いても全部は画面に入りませんでした。 で、遅れかけた(笑)。
まずは梅酒の仕込みタンクへ。 この匂いはやっぱ梅だ♪
見学用に開いてる窓が潜水艦みたい。 わはは、2階ぐらいの高さのタンク全部梅酒なんだ。
家庭で漬ける梅酒と行程は一緒なんだけど、規模が違う。 梅を見上げるとは。
真ん中の黒いタンクは梅が違うそうです。 特別の完熟梅‥だったかな?
大きくて黄色かったです。
右と左ではまた違うそうで。
左の熟梅は実際に見るとほんとに色が黄色いのですが、わかりませんね(^^;)。 残念!
ついで清酒の貯蔵庫へ。 ここは温度が15℃に設定されてるそうで涼しかった!
プンとお酒の匂いがする中、わあ、涼しい!!と言ってたけど冬はあったかく感じるそうです。
そうか、15℃って冬には暖かいよな。
こっちのタンクは細長い。3階分ぐらいありそうでした。 この全てにお酒が‥(笑)。
まだ更なる低温貯蔵庫があるそうですが、そちらは見学コースではない。 残念。
そして気になってた「日本庭園」へ案内してもらう。
「長久庵」。 いおり、と云う名前からひっそりしたのかな、と思ってましたが。
宴会場じゃん(笑)。 ほんとにカラオケセットとか舞台とかありました。 しかし。
おお、視界が良い! 夏の濃い緑が映える日本庭園。
白鳥って。 ちなみにここで飼われてるので逃げないそうです。
ここは創業者が自分で設計したそうです。 ガラス2面から見える庭は広々として力強い景色でした。 右手の建物は会長夫人がお住まいだそうで、これまた風情ある建物でした。
華やかと言うより力強い。 キリッとした風景。
どこまで狙って配置したんだろうか、窓が額縁の様に綺麗に緑を切り取ります。
春には桜も咲くそうで、ここからそれを眺めるのはさぞ素晴しいでしょう。
右手は藤棚も見えて、季節の美しさが想像出来ます。
ここで見ながら呑んだらいいでしょうね!とテンション上がりましたら、年に一度なのかな、ここで「日本酒Bar」と云うイベントがあるそうです。
わあ♪ 行ってみたいねえ♪
ここで商品「アトピタン」や「紀州の赤本」(梅エキスのシリーズ)を試させていただく。
酸っぱいって云われる方もいるんですよー、と云われたけど別にー。さっぱりしてます、と云うと「健康な方は酸っぱくないそうですよ。」と。 えっへん、健康なんだ♪(笑)
今は空らしい資料館。 雰囲気あるのにねえ。
ほんとはタンク一個に何リットルのお酒が入ってて何本分になるとかちゃんと説明して頂いたんですが、正確には覚えてないのですみません。
歴史やお酒に関するお話も沢山聞けて、マンツーマンでも気さくに案内して頂きました。
建物を堪能したら‥そりゃー、試飲とお買い物ですよ♪
「お酒編」は次回に(^^)。