大阪 四天王寺 極楽浄土の庭で鳥と遊ぶ。
折角秋なので骨董市だけでなく、庭園も拝観してきました。
遠出してない日が続きますが、ちょっと季節を感じられる……かな。
入り口から石畳をさくさく歩いて奥・右に入ると「極楽浄土の庭」。
まあ、名前がすごいよね。 しょーじきあんまり期待せずに覗いてみたけれど。
なかなか広くて綺麗に配置された庭におみそれしましたー。
何か石碑が。「下馬」。……馬の人見掛けたら言っときます。
庭内はコンセプトによって配置されてます。入り口付近に説明があるのでなぞってみるのも一興かも。
今回は秋っぽい雰囲気を求めて、なのであまり気にしない。
建物と樹木がいい感じ。周りのマンションとかが目に入らなければ余計にいい気分になれます。
水の配置も様々で振り返ったり回り込んでみたりするとまた風情が変わって楽しいです。
とっとっと、鳥発見。
「なに?なに?うち撮ってるん?」 はい、ちょっと失礼ー。
「んー、そやったらちょっと餌の取り方見せたるわー。」 あ、いえ、いいんですけど……。
「まずな、こうやって心気を鎮めて水面を見つめるねん。この時は動いたらあかんで。」
いえ、別にいいんですけど……。「静かに! はっ、今や!!」
軽やかに水面の表面をかすめて何かをゲットしたご様子。 ……で、そのままいなくなられました。 お忙しい様だ。
置き去りにされた気もしますが、のんびりと拝観を続けます。
六角亭は寺には唐突な気もしますが、時代の中で続いて来た寺だからこそでしょうね。
わかりづらいですがステンドグラスが綺麗。中から見たらどうなってるんだろう。
池を回るだけで微妙に景色もかわります。日本式庭園のこういうとこ、好きです。
ぐるぐるぐるぐるっと。これ、いっぺんやらせて欲しいなあといつも思うのです(笑)。
んー、予想通りの重厚さ。
そして、この空間配置にいつもうっとりするのです。直線が見事だなあ。
お寺って花や木が映える。今はやっぱり銀杏の黄色が。四季でがらっと変わるのが好きです。
もう山茶花もさいてます。 こうして少しづつ冬へ変わるんだろうなあ。
初めて入りましたが、市の雑然とした雰囲気とまた変わっていい感じでした。
今回入場料300円。ほば貸し切りだったから余計に良かったです(笑)。
派手ではないですが落ち着ける良いお庭でした。 また季節を変えて覗いてみよう。
近場もまだまだ素敵なトコにであえるもんですね ^^)