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岐阜 市の倉オリベストリート 憧れの玉山窯へ。 sanpo

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岐阜 多治見には本町のオリベストリートと市の倉オリベストリートがあります。
名古屋との境に近い市の倉へ茶碗まつりの後、出掛けました。
目当ては昔の画工達が奉納したという絵天井・陶天井と窯元、なかでも「玉山窯」(ぎょくざんがま)でした。




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何故ここかと言うと、以前から楽天市場などで作品を目にして、欲しくて、一度実物を見てみたかったのです。

「玉山窯 GYOKUZAN-GAMA  岐阜県多治見に4代続く美濃焼の名窯。
多治見市無形文化財保持者で日本工芸会正会員の玉置保夫氏の監修の下,
美術品から日用品まで数々の器を手造りで制作する。
玉置氏の指導で技巧に長けた職人が制作する織部,志野,鼠志野,黄瀬戸などの器の数々は,
桃山時代が育んだ伝統に現代陶芸が見事に調和した逸品で,全国的に人気が高い。」と市の倉を調べた時にありました。
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市の倉全体の雰囲気はまたとして、今回はたっぷりお世話になった玉山窯さんのみを。
市の倉オリベストリートの中心部、バス停「市の倉」から1km程でしょうか。
道の左右には色んな窯元さんがあってさすがな感じです。
その中でも少し小高く玉山窯はあります。
「あああ、あそこだっ!!」「なっ、なにが!?」と家人が驚く程のテンションの私。
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でも「お邪魔しまーす。」と入って二人とも「ほおおー。これはまた。」と感心の声。
早速「これは?」「いいねえ。」などと味わい出すティーンエイジャー二人(笑)。
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織部焼は色々で徳川時代はご禁制になってたと聞いた事もあります。
北大路魯山人まではあんまり注目されてなかったとか。そのせいかあまり「これぞ織部」という決まりはないような。
大体、古田織部に因んで「オリベイズム(斬新で自由な発想)」とも言うそうですよ。
そんな織部焼の中でも私好みなのがこういうのなんです。
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んー♪ 今見てても「これ欲しかったなあ。」と後悔しきり。溜め息が出ますー。
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目移りして仕方ない私。
家人其の1は「ええとこやなあ。造る人の雰囲気が漂ってて気持ちいい……」って、寝てるしー。
反面、午前中の茶碗まつりで何かに目覚めたらしい家人其の2が「これ欲しい。」と。
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これ。(photo by 家人其の2(笑))
彼は「古民家に住みたいー。縁側で花見るのー。」と私が口走る度に「僕は桔梗植える。」と断固主張する桔梗好き。
……明智の家紋だからじゃないの??とは思ってますがこだわりがあるのはいい事です(笑)。
これは焼酎カップでおおぶりだけどいいの?と言ってるとお店の方が湯のみサイズを探してくれました。
大事に大事に両手で持ってキープ宣言。
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私は、と言えば嬉しく苦しんでー苦しんでー、この中から中皿をやっとの事で
1枚選んでフリーカップも1つ選んで粘った割にささやかな3点決定。
お店のおばあさんは(79才と言っておられたのです)ご自分も絵付けしたりしながら気長に見守って下さいました。
大阪出身だそうでローカル話も花が咲く(笑)。
「大阪の人が来はったらなんや懐かしくてつい話してしまうわー。まだ「上六」って言ったりしはる?」(「上本町六丁目」の事です。)「言います言いますー。「谷六」とかねー。」「ああ、「谷町六丁目」。懐かしいわあ。」
こちらへ来られて60年だそうです。ほんとに優しくて素敵な方でした。
 断腸の思いでやっと決めて、そこで家人其の1がお目覚め。
「何、ずっと見てたん?むっちゃ長い間見てへん?」そのとーりだ。
「あのね、これとこれとこれ決めてん。ええやろ??」とはしゃぐ私に「ええね。」と応えた後、やにわにその時私が愛でてた徳利を。「……ふーん。」
……先生、どうなされたんですか??って言うか目え覚めてます??
「すいません、これっていくらですかー?」 えっ……。
 急に目覚められた先生はこれとこれ、と自分の財布を手に追加されました。^^): びっくりです。
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結局、中皿とこんな風にそろってしまいました(笑)。
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ああ、美しい(笑)。何かねー、今回酒器が多いのですがこれもまた大事にしたいです。
「……たまに使ってええ??」「大事にしてな。」「君がお嫁に行く時持ってったらええわ。」
「いや、お婿に行くから。」「あー、そんときゃ二人で!!選べばいいわなー。」
「うん、ここ来るわ。」などと勝手な事を。こういう大阪弁トークをしてるからですねー、すぐ「大阪の人?」って聞かれるんでしょうね(笑)。
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しかし、ほんとに好みのものばかりでしたー。
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これも欲しかった……。
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これも欲しかった……。
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興味なかった志野もここのはよかったなあー。暖かみのある桜志野♪
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(しかし、絵もうまいっすよねえ)
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少しだけ、陶芸を習ってもいるのですが憧れて精進したい!!
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買えなかった物達に心残りです。しかし、あの雰囲気が恋しいのかもね。
 内緒ですが(ってここで書くか しかし行けば分かる事でもある。^^):)多治見市内のお店では3倍以上のお値段してるトコもあったのです。
「わー、玉山窯のみたいー。スッゲー値段ー。どうせやったら市の倉まで行ったがええわー。」
と言う私に家人が「しーっ。」と手招き。 ……「玉山窯」って書いてあるじゃん……。
ものがまた違うのかも知れませんが、私のような素人には違いがわかりません……。
わかるのは本元の玉山窯はやっぱいい!と言うことだけです。
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あえてお値段は明記しません。 まあ、せこい我が家が迷いつつ買える範囲、と言う事で。
詳しく知りたい方はこんど聞いてね♪(笑)

絶対また行く!! 玉山窯!!でした。
by cattail-kk | 2009-10-21 00:06 | 旅・おでかけ | Comments(0)